焼鳥の希少部位「せぎも」はどこの部位?
2025/07/20
焼鳥のメニューをじっと眺めていると、たまに見かける「せぎも」という名前。
あまり馴染みがない言葉なので、「レバーのこと?」「肝とは違うの?」などと不思議に思われる方も多いのではないでしょうか。
今回は、その希少部位「せぎも」について、部位の由来や味の特徴、呼び名の意味など、知っておくとちょっと誰かに話したくなるような情報をまとめました。
目次
「せぎも」はどこの部位?
「せぎも」とは、鶏の内臓のひとつで、腎臓(じんぞう)のことを指します。
一般的には「腎臓」と言われてもピンとこないかもしれませんが、内臓の中でも背骨の両脇に沿って小さく並んだ部位です。
小さくて目立たない、けれど実は隠れた名脇役のような存在です。
名前の由来
「せぎも」という名前は、「背肝」と書きます。
「背中側にある内臓(=腎臓)」ということで「背肝」と呼ばれるようになりました。
焼鳥の部位は地域や店ごとに呼び名が変わることもありますが、「せぎも」に関しては、おそらくほとんどが「せぎも」と表記しています。
希少部位と呼ばれる理由
「せぎも」は1羽あたりからほんのわずかしか取れない、非常に小さな部位です。
左右一対でついていますが、その合計でも串1本分には満たないほど。
量が少ない上に、きれいに取るのが難しく、串に打てない場合もあります。
これらの理由から焼鳥屋でも、提供していない店も多くあります。
つまり、出会えたらラッキーな希少部位なんです。
気になる味わいと食感
「腎臓」と聞くと、クセの強そうな印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、実際の「せぎも」はそのイメージを良い意味で裏切ってくれます。
食感はふわっとしていて、柔らかさの中にほどよい弾力。噛むとじゅわっと旨味が広がり、どこか甘みを感じます。
肝に近い味わいですが、内臓特有の香りは肝より少ない印象なので、内臓系が得意でない方でも食べやすいかと思います。
まとめ
「せぎも」は、鶏の背中側にある小さな腎臓の部位。
1羽からほんのわずかしか取れない希少さと、旨味たっぷりの味わいから、知る人ぞ知る部位として、密かに人気を集めています。
メニューで見かけたら、ぜひ一度ご賞味ください。
そして、焼鳥の奥深さに触れるきっかけとして、また一つ新しい楽しみを見つけていただければ嬉しいです。

