地鶏とは?ただの「地元の鶏」ではありません!
2025/04/17
焼鳥屋や飲食店のメニューで見かけることが多い「地鶏」という言葉。
「地元で育った鶏のことかな?」「その地域でこだわって育てられた鶏なのかな?」
そんな風に思っている方は多いのではないでしょうか。
確かに、それらのイメージもあながち間違いではありませんが、実は“地鶏”と名乗るには、しっかりとした定義と条件があるんです。
今回は、地鶏とは一体どういう鶏なのか?そして当店で使用している「媛っこ地鶏」の魅力についてもご紹介します!
ぜひ最後までご覧ください。
目次
地鶏と名乗るための3つの条件とは?
地鶏は、誰でも自由に名乗れる名前ではありません。
農林水産省の定める「日本農林規格(JAS規格)」により、明確な基準が定められています。
① 在来種の血が50%以上入っていること
「在来種」とは、明治時代以前に日本で成立した、または海外から導入されて定着した鶏の品種のことです。
これらは日本国内における“原種”とされており、現在38種類が認定されています。
代表的な在来種には以下のような品種があります:
• 比内鶏
• 軍鶏(しゃも)
• 名古屋種(名古屋コーチン)
• 薩摩鶏
• ロードアイランドレッド
• 黄斑プリマスロック など
これらの在来種の血を50%以上受け継いでいないと「地鶏」として認められないのです。
② 75日以上の飼育期間
スーパーなどで販売されている「若鶏」は、だいたい50日前後で出荷されます。
一方、地鶏は75日以上育てられてから出荷することが義務づけられています。
しっかりと時間をかけて育てることで、鶏の体はより成熟し、肉に旨みが詰まり、食感も豊かになります。
③ 平飼い・適正な環境での飼育
28日齢以降は、1平方メートルあたり10羽以下という広さを確保した「平飼い」で育てる必要があります。
平飼いとは、ケージなどに入れず、鶏が自由に地面を歩き回れる環境のこと。
鶏にとっても自然な姿で生活できるため、ストレスが少なく、病気にもかかりにくくなります。
また、しっかり運動することで筋肉が発達し、柔らかさの中にぷりっとした食感のある、引き締まった肉質になります。
当店使用の「媛っこ地鶏」はこんな地鶏!
当店では、愛媛県産の「媛っこ地鶏(ひめっこじどり)」を使用しています。
この地鶏は、愛媛県の温暖な気候と豊かな自然の中で、丁寧に育てられている特別な鶏です。
・全国でも珍しい“四元交配”!
媛っこ地鶏は以下の4種を掛け合わせた、珍しい四元交配です。
• ロードアイランドレッド(在来種)
• 名古屋種(在来種・名古屋コーチン)
• 軍鶏(在来種)
• 白色プリマスロック(黄斑プリマスロックの変異種)
それぞれの鶏の良い特徴を掛け合わせることで、旨み・香り・歯ごたえ・肉付きのバランスが取れた、ハイブリッドな地鶏が生まれるのです。
・じっくり育てて味わい深く
媛っこ地鶏は、80日以上〜150日以内という長い期間、時間をかけて丁寧に育てられています。
急激に成長させるのではなく、自然なスピードでゆっくり育てることで、鶏の体はしっかりと成熟し、旨みもグッと濃くなります。
多くの地鶏は、このように長期飼育されています。
鶏の育ち方が味に出る
平飼いでのびのびと動き回り、太陽の光を浴びて育った鶏は、肉にもしっかりとした力強さが出てきます。
ストレスの少ない環境は、鶏の健康にもつながり、結果として安心で安全な地鶏に育ちます。
人間も適度な運動と日光が健康に良いように、鶏にとっても自然の環境が最高の育ち場なのです。
運動量が多いぶん、適度な歯ごたえがありつつも、硬くない。
噛むたびに旨みがじゅわっと広がるのは、しっかり動いて筋肉がついた証です。
媛っこ地鶏は、身の旨みはもちろんですが、皮の旨みが格別です。
ぜひ一度食べてみてください。
まとめ
地鶏とは、単に「地元の鶏」や「ちょっと高級そうな鶏」というわけではなく、
・在来種の血統
・長期間の飼育
・適正な環境
という明確な基準を満たした鶏だけが名乗れる特別な存在です。
当店が使用している「媛っこ地鶏」は、愛媛県の豊かな自然の中で、大切に育てられた上質な地鶏。
しっかりとした旨みと程よい歯ごたえ、そして皮の旨みが特徴です。
焼鳥の本当の美味しさを味わいたい方は、ぜひ一度、当店の媛っこ地鶏をご賞味ください。
一本一本丁寧に串打ちし、絶妙な火加減で焼き上げた焼鳥を、心を込めてご提供いたします!


