媛っこ地鶏の生産者さんに会いに行ってきました
2024/11/13
10/30、いつも媛っこ地鶏と岡崎黄斑の卵でお世話になっているローカルスタンダードさんへ行って来ました。
今回の目的は、養鶏場のみなさんに焼鳥をたべてもらうこと。
「いつも出荷していただいている媛っこ地鶏はこんな焼鳥になっています」ということをお伝えしたかったのです。
来てもらうのはなかなか難しいので(大阪まで距離が遠いことと、全員で食べに来てもらえない)私たちが伺いました。
養鶏場がある愛媛県愛南町へ
ローカルスタンダードさんの養鶏場は、愛媛県愛南町(あいなんちょう)にあり、大阪から片道約7時間かかります。
周りは山と田んぼに囲まれていてのどかな田舎町です。
ローカルスタンダードさんの養鶏場を訪ねるのは2年ぶり2回目です。
養鶏場の周りは獣臭が漂うイメージですが、ローカルスタンダードさんの養鶏場は全く臭くありません。
「コケコッコー」と出迎えてくれる鶏たちにエサをあげるところから見学させていただきました。
媛っこ地鶏(ぴーすけの焼鳥に使われている鶏)と岡崎黄斑(ぴーすけの卵を産んでくれている鶏)、合わせて2000羽もいます。
ぴーすけに現在出荷されている媛っこ地鶏は、生まれてから約150日ほどのもの。
スーパーに売られている鶏は30〜50日ほどで出荷されるので、それに比べて長く飼育されていることがわかります。
その後、処理場も見学させていただきました。
ぴーすけは、一羽ではなくパーツごとに仕入れているので、こちらの処理場でいのちをいただいた後パーツごとに捌いていただいています。
実際に見学や捌かせていただくことで、「この部位を取るのはやっぱり大変なんだな」や「ここは成形するために切るんだな」など細かい部分を知ることができました。
この時にお願いして、今まで1枚ずつきれいに成形されていたもも肉を2枚つなげたままにしていただきました。
(両脚のもも肉が腰の皮でつながった状態)
腰の厚くて脂が乗った皮を使えるようになったので、ねぎまがパワーアップしているはずです。
焼鳥を振る舞いました
その後、今回のメインイベントである媛っこ地鶏の焼鳥を振る舞いました。
「自分達の鶏がこんな風に美味しい焼鳥になっているなんて」「この部位ってこんなに美味しかったんだ!」と言っていただきました。
顔を見て話すことで距離も縮まり、どんな思いで向き合っているのかも聞くことができます。
文字のやりとりではわからない表情や雰囲気を感じることができて本当に良かったです。
「いつか会いに行きたい」では一生会いに行けないと思うので、心も体も店も元気なうちに色んな人に会いに行こうと思います。
さて次はどこへ行こうかな。