せせりはどこの部位?由来は?
2025/03/04
焼鳥屋に行くと、ほぼ必ずメニューにある「せせり」。
脂がのっていてぷりっとした食感が特徴で、一度食べたらやみつきになる部位です。
しかし、実際に「せせりってどこの部位なの?」と聞かれると、答えられる人は少ないかもしれません。
また、なぜ「せせり」と呼ばれるようになったのか、その名前の由来を知っている人も少ないでしょう。
この記事では、「せせり」の部位や名前の由来、さらには美味しさの理由について詳しくご紹介します。
ぜひ最後まで読んで魅力を知ったうえで、より美味しく味わってください。
目次
せせりはどこの部位?
まず、せせりがどこの部位なのかを確認しましょう。
「せせり」は鶏の首肉のことを指します。
焼鳥屋では、「せせり」以外に「ネック」と表記されていることもあります。
「ネック(neck)」は英語で首を意味するので、理解しやすいですよね。
では一体、なぜ首肉が「せせり」と呼ばれるようになったのでしょうか?
なぜ「せせり」と呼ばれるのか?
「せせり」という名前の由来は、関西の方言からきています。
現在ではあまり使われていないかもしれませんが、関西では「ほじる」ことを「せせる」と言います。
鶏の首肉は骨の周りにしっかりとついていて、そのままでは簡単に取ることができません。
そのため、肉を骨から丁寧に「ほじり取る(せせる)」必要があるのです。
この「せせる」という動作から、「せせり」という名前がついたと言われています。
最初は関西地方だけで使われていた呼び名ですが、今では全国に広がり、どの地域でも「せせり」の名で親しまれるようになりました。
せせりが美味しい理由とは?
「せせり」は、脂がのっていてぷりっとした弾力のある食感が特徴です。
これは、鶏の首がとても発達していることに関係しています。
にわとりは、歩くときに特徴的な首の動きをします。
実は、この動きには重要な理由があります。
にわとりは、人間のように眼球を動かすことができません。
さらに、顔の横に目がついているため、歩くたびに視界全体が動いてしまい、まるで乗り物酔いのような状態になってしまいます。
それを防ぐために、にわとりは首を固定しながら歩く習性を持っています。
歩く際に首が前後に動いているように見えますが、実際は首を一定の位置に固定し、胴体のみを動かすことで視界を安定させているのです。
この習性のおかげで、にわとりの首には強い筋肉が発達し、脂がのり、引き締まった肉質になります。
そのため、「せせり」はジューシーでありながら、ぷりっとした弾力のある独特の食感が楽しめるのです。
まさに、にわとりの生活習慣が生み出した、自然の旨みが凝縮された部位といえます。
当店のせせりは媛っこ地鶏を使用
当店の「せせり」は、店主の地元・愛媛県の媛っこ地鶏を使用しています。
媛っこ地鶏は、しっかりとした歯応えとコクのある旨みが特徴の地鶏で、せせりの食感と脂の旨みを最大限に楽しむことができます。
まとめ
◼︎ せせりは鶏の首肉のこと
◼︎ 関西弁の骨から肉をほじり取る(せせる)ことが名前の由来
◼︎ にわとりは首の動かし方に特徴があるため、脂がのりぷりっとした食感に
◼︎ 当店のせせりは、媛っこ地鶏を使用
「せせり」は、焼鳥屋では定番の部位で、多くの方が知っている、そして食べたことがある部位かと思います。当店でも大変人気の部位です。
由来や特徴を知ってから食べると、いつもより一層美味しく感じられるはず。
次に焼鳥屋で「せせり」を注文する際には、今回の内容を思い出しながら味わってみてください。