甘醤油はなぜ甘い?【甘みは〇〇によるもの】
2022/04/10
「九州の醤油は甘い」とよく聞きますが、実は九州以外にも、四国・中国・北陸地方で甘い醤油(甘醤油(あまじょうゆ))が好まれています。
そんな甘醤油ですが、なぜ甘いのでしょう?
製法のちがい、それとも材料のちがいでしょうか。
今回は実際の醤油の原材料表示と共に、甘醤油がなぜ甘いのか見ていきましょう。
甘醤油はなぜ甘い?
甘みは〇〇によるもの
甘醤油の甘みは、原材料表示を見るとわかります。
甘醤油(写真左)にしか入っていないもの。
それは甘味料と糖類です。
醤油は、大豆・小麦・塩から出来ていますが、甘醤油には甘みをつけるために甘味料と糖類が入っています。
九州や四国などで甘醤油が好まれる理由としては、海沿いの地域で砂糖が比較的手に入りやすかったことや、その地域で好まれている食文化に甘い醤油が合うことが理由のようです。
甘味料や糖類?
からだに悪い?
当店で使用している愛媛の甘醤油を見てみると原材料表示にはステビア(甘味料)と異性化液糖が含まれています。
ステビアとは
ステビアという植物からできた天然甘味料で砂糖に近い味がします。
甘さは砂糖の約200〜350倍です。
(ほかに使われる甘味料としては、甘草・サッカリンなどがあります。)
植物由来の天然甘味料と言えば、ラカンカという植物からできた『ラカントS』が市販の商品としては身近な存在です。
異性化液糖とは
トウモロコシやジャガイモなどのでんぷんからできた糖のこと。
砂糖に比べてさわやかな甘さが特徴です。
身近なものだと、水飴もでんぷんを原料にしています。
「砂糖以外で甘みをつけるなんて体に悪いのでは?」とお考えの方もいると思いますが、そうとは限りません。
甘みにも『スッキリした甘さ』や『しっかり口に残る甘さ』など種類があったり、粉末か液体かのちがいもあります。
より美味しく理想の味に仕上げるためには砂糖以外の甘みも必要な存在です。
濃口・薄口のほかに、甘口醤油があるのを知ってますか?
砂糖なしでも自然で美味しい甘み
醤油には、濃口・薄口のほかに、甘口・旨口などがあり、甘口醤油は濃口・薄口などと並んで販売されています。
この甘口醤油は、九州などで愛されている甘い醤油(甘醤油)と同じように使うことができます。
ちなみに当店で使用している愛媛の醤油には、甘口はなく濃口も薄口も甘醤油になっています。
甘醤油はそのままでも甘みがあるため、焼きおにぎりやたまごかけごはん、焼き餅などによく合います。
また、煮物などに使用すると砂糖を加えなくても自然で美味しい甘みに仕上がります。
醤油も使い分けると味の幅が広がるので、甘醤油がメジャーではない地域では、甘口醤油を選ぶと甘醤油の味を味わえます。
甘醤油でつくる焼鳥のタレ
最初にお話した通り、愛媛でも甘醤油が好まれています。
当店では店主の地元愛媛より甘醤油を取り寄せ、焼鳥のタレのベースとして使用しています。
焼鳥のタレは醤油が占める割合が大きいので、使う醤油によって味が大きく変わります。
甘醤油の自然な甘みが、焼鳥の美味しさを引き立ててくれます。
ぜひ当店のタレをご賞味ください。
【愛媛の味を大阪で】こだわりの焼鳥と日本酒が楽しめる 大阪淡路の炭火焼鳥屋『焼鳥ぴーすけ』
【土佐備長炭】【愛媛県 媛っこ地鶏】【愛媛県 砥部焼】を使用。
店主の地元・愛媛の素材にこだわっています。
なくなり次第入れ替わる日本酒は全国各地から取り揃えています。
ここでしか味わえないこだわりの味
焼鳥の主役と言えば鶏肉だと思いますが、当店では鶏肉以外にも炭・調味料・器にもこだわっています。
鶏肉、調味料・器は店主の地元愛媛県より取り寄せ、炭には高知県の土佐備長炭を使用しています。
自身が満足のいく味に辿り着くまで何度も試行錯誤を重ね、その時の最高の状態をお客様に提供しております。
一本の焼鳥に込められた特別なこだわりを心ゆくまでご堪能ください。
清潔感のある店内、全席禁煙でお子様連れも大歓迎
阪急淡路・JR淡路より徒歩15分。
すぐ裏手にはコインパーキングもありお車でのご来店も安心です。
清潔感のある店内で、ベビーチェアやキッズカトラリーなどお子様にもやさしい環境をご用意しています。
お一人で、カップルで、ご家族で、お気軽にご来店ください。
誰もが食べたことのある馴染みの味『焼鳥』で特別なひとときを。
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